補聴器豆知識
補聴器の種類
オ−ダ−型 使用者の耳穴に合わせて型をとり、その型の中に補聴器を組み込みます。耳にピッタリ合った型なので、音漏れもなく、小型で目立たず最近の主流の商品です。
イヤホン型 オ−ダ−型より耳穴の外にでる部分が多いですが、小型で装用感も良く価格的にもオ−ダ−型より安価です。
耳かけ型 補聴器本体を耳の後ろに掛け、本体から細いパイプで耳に音を伝えます。少し機器が見えますが、機器の能力は強力で、扱いやすい機器です。
メガネ型 補聴器本体をメガネのテンプルの中に組み込み、そこから耳まで細いパイプで音を耳に伝えます。メガネの種類が限定されます。
ポケット型 ボケットラジオのような状態で使用します。価格的に安価なこと、操作が楽なこと等利点があります。
補聴器の使用時
始めは音を小さめに、耳の能力を生かすためにも無理の無い小さな音量から使用を始めてください。
両耳に補聴器を、 片耳使用に比べ左右のバランスが良くなり、聞きやすさが格段に向上し、必要な音と雑音の区別がつきやすくなったり、音の方向性がよくなります。
TVの音に注意、 年配の方がTVの音を大きくしていたら、耳に障害があるかも知れません。一度耳鼻科へゆくことをお勧めください。
まめに耳掃除・機器の掃除をしましょう。補聴器は快調でも耳垢等により機能が生かせない場合があります。耳の方もまめに掃除してください。同様に補聴器のスピーカー部分もたまに掃除してください、スピーカーに耳垢がつまっている場合があります。